2016/01/16

ストーリー・セラー(有川浩)

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※注意 ネタバレを含みます!!

有川浩のストーリー・セラーを読みました。
話はSideAとSideBに分かれており、SideAは出だしから強烈で、主人公の奥さんが「致死性脳劣化症候群」であると告知される場面からスタートします。
奥さんの闘病生活を書き綴る作品かと思いきや、2人の出会いから、結婚、作家になるまでと、その後なぜ奥さんがそのような病気になったのか、またならざるをえなかったのかがSideAには書かれており、作家になってしまったばかりに苦悩を続けていく奥さんとそれを支える主人公(旦那)の話になっています。
特に印象的だったのが、奥さんのおばあさんの家に行く話。家の中の情景を細かく表現しており、奥さんの苦しみが非常に伝わってきました。

そして物語はSideBへと移るのですが、SideBの主人公(奥さん:作家)がSideAを書いているというつながり?!
はたまた最後にはまた別の第三者(奥さん:作家)がいて、全てフィクションだった??という落ち。

結論がどうだったのかは謎のままですが、ハラハラドキドキでなかなか楽しませてくれた作品でした。

興味を持った方はぜひ読んでみてください。